韓国語訳『好色一代男』(鄭灐訳)に寄せて

昨年の10月にお話しした韓国語訳『好色一代男』がついに出版されました。ここ数年になかった慶事です。ほんとうに。。。 なぜそんな慶事なのか、今回と次回をお読みくだされば分かるはずです。。。 それで今回は、新しく翻訳された『好色一代男』(韓国、コミュニティボックス社、2017年1月)についてすこし説明をします。 まず、翻訳者は韓国、檀國大学の鄭灐さんです。鄭灐さんは檀國大学の日本学研究所長…

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野談がなかなか面白い!(「朝鮮漢文を読む会」報告1)

いま、月に一回、早稲田で小峯和明・金英順のお二人をツートップにした「朝鮮漢文を読む会」が開かれていて、私も参加しています。 今、読んでいるのは柳夢寅『於于野譚』(以下『於于』)です。野譚あるいは野談は、朝鮮時代の説話・奇談で、多くの作品が残っていますが、この『於于』はその野談の嚆矢となったものです。私のみるところ、他の野談作品に比べて内容が面白いと思います。その理由は柳夢寅(1559‐…

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祝!『英草紙』の韓国語訳出版

都賀庭鐘作の読本『英草紙』(はなぶさそうし)の韓国語訳が、韓国祟実大学の東アジア言語文化研究所の叢書の一冊として、出版されました。 副題には「日本の江戸時代に花開いた中国白話小説の世界」とあります。韓国での『英草紙』初訳ということで記念すべき本となります。 翻訳者は、金永昊さん(東北学院大准教授)と丸井貴史さん(上智大博士課程修了、湘北短大非常勤講師)という若手研究者のコンビです。 …

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