朝鮮通信使が見た日本の男色(男色講座3)

朝鮮通信使は、江戸時代に12回、日本を訪れています。 その9回目の享保4年(1719)は極めて重要な回です。理由は二つ。一つは雨森芳洲が通信使と同行したからです。芳洲は木下順庵門下で同門の新井白石と並び称せられた秀才です。対馬藩の藩儒として朝鮮との間で翻訳・論著・外交に活躍いたしました。 また彼は語学の天才で、当時としては珍しく…

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BLのカップリングのルーツは、超素粒子のクォークか?(男色講座2)

男色講座の二回目、「男色とは何か」。。。 男色は、異端・周辺でなく、文明・文化の《中心》にある。そして、それは人間の《死》と深く浸透する。というテーマで話をさせていただきましたが、時間が足りず、次回もこのテーマです。 そうなっちゃったのは、第一に私の段取りが悪いのですが、今回、漫画家の大竹直子さんが如上の若衆人形を教室に持って来…

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男色ってつらい?(男色講座、始まりました!)

青山学院での授業(日本文学特講)で六回にわたっての男色講座、始まりました。 授業計画1 序論 〈性〉は明るく、楽しく語るべし2 男色とは何か3 『男色大鑑』の世界4 『男色大鑑』のコミカライズ(1)             その豊穣なる世界5 『男色大鑑』のコミカライズ(2)             ゲストスピーカーを招いて …

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