日本経済小説史の視点

(講談社文庫から昨今出版された『日本永代蔵』、表紙の意匠に、巻六の目録の上段部分と、巻一の目録の下段部分が使われている。なぜ巻一の目録を全て使わずに、巻六を上段に持って来たのか。正直言ってわからないが、たぶん上段の「年越屋」「寛永通宝」の暖簾の意匠をデザイナーが気に入ったからだろう。下段は帯で隠れてしまうということも、あったかも~)…

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