インドの叡智展(東洋文庫)へ行ってきました。

いま、東洋文庫で「インドの叡智展」をやっています。 3月3日(日)におこなわれる「男色大鑑春祭り」の打ち合わせのため、東洋文庫へ行った折、展示会も拝見してきました。 東洋文庫の展示は毎回面白いのですが、今回はインド、そしてそこからアジア、日本への伝搬・影響がテーマでした。 これはもう東洋文庫ならではの展示と言って良…

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美男画の時代がくるぞ!

(川崎駅 東海道五十三次之内、役者東海道「白井権八」、豊國三代画 辻岡屋版) 浮世絵と言いますと、やはり「美人画」と言われますね。 菱川師宣の「見返り美人」から始まって、歌麿の三美人を経由して、そして近代の伊東深水の美人画まで・・・・。 それに比べて、美少年・美青年の美男画というのは、やはり少ないですね。 むろん、役…

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1ミリに5本の毛を彫る!3月3日の春祭り、超絶ワザも鑑賞できます。

『偐紫田舎源氏』(にせむらさきいなかげんじ)の表紙(三十六編下) 日本の文学、とくに古典を研究していると、驚かされることが多々あるのですが、その一つに、日本文学の細密描写というのがあります。 日本の文学作品は描写がとにかく細かいのですが、その描写を表現するために、挿絵なども微に入り細をうがつで、様々な工夫が凝らされました…

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