若衆文化研究の射程

(昨年出版された『全訳 男色大鑑』(歌舞伎若衆編)) 若衆文化研究会のサイトが正式に立ち上がりました。 そのトップに「若衆研とは」と題しまして、以下のような文章を載せました。 若衆文化研究会(若衆研)とは、近世(江戸時代)の若衆わかしゅと念者ねんじゃを中心に、幅広く日本の男色文化・文学を探究する人々の集まりです。同時に…

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NHKのEテレ「知恵泉」で『男色大鑑』が取り上げられます!染谷もちらっと出演します!4月14日(火)です

(大竹直子画、井原西鶴翁。大竹さん曰く佐々木蔵之助、染谷曰く渡辺謙) 4月7日(火)午後10時~10時45分「挑戦を止めるな!井原西鶴“変人”の成功術」 4月14日(火)午後10時~10時45分「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」 の二週に渡って、井原西鶴が取り上げられます。 (詳しくは以下をごらんください) …

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朝鮮でも男色が流行していた?

(『紀伊齋常談』「㚻奸治瘧(けいかんちぎゃく)」の部分) 一昨年に出版した『全訳 男色大鑑』(染谷智幸・畑中千晶編、文学通信)の最後に「男色の楽しみと衆道の歴史」という一文を書きました。その最初に、江戸時代の日本を代表する知識人、雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)が朝鮮通信使の一人として来日していた、同じく朝鮮の知識人・申維翰(…

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