放送大学、江戸のボーイズラブ、始まりました
(放送大学のシラバス、右の絵は今回の授業中に集めたショートレポートに書いてあった、FSさんの小輪の絵。あの短時間で書いたにしてはすこぶる上手いので、ここに載せたくなった。FSさんお許しあれ。)
放送大学の授業「江戸のボーイズラブ」始まりました。すでに4時間分(二日分)を行いましたので、ちょうど半分ということになります。定員は40名ということで、参加者もほぼ40名。満員御礼です。
この授業、ネットでちょっとざわついたこともあって、どんな方が出席されるのか、戦々恐々、興味津津、疑心暗鬼だったわけですが、いやいや皆さん熱心と言いますか、関心が高いと言いますか、とにかくレベルが高く面白い方がたくさんご参加くださいました。
授業中に『男色大鑑』巻二の二「傘持つてもぬるる身」の感想と質問を書いていただいたのですが、これが傑作ぞろいで、一読して思わず唸ってしまいました。まじですよ。中にはかの大竹直子説を凌駕しようかという卓説・珍説も飛び出しています。個人情報ですので、ここでは披露できませんが、いずれ何かの形でお話できればと思います。
私、放送大学の授業、初めてではないのですが、一度、茨城県でやっただけで、よくシステムが分かっておりません。場所は茗荷谷ということで、たぶんその周辺の方がご参加されるのだろうと思っていたのですが、これが全く違いました。
二日目が終わって、帰り際に何人かの方と話をしていたら、それじゃお茶でもしますかってな具合で、駅前のガストへ行きまして四方山話となりました。みなさん何処からいらしたのかお聞きしてびっくり。中には北海道からの方も。
染「たいへんでしたね。それじゃ、今回は私の授業も含めていくつもの授業に参加されるのですか?」
学「いえ、染谷先生の授業だけです」
染「えええ!ぼくの授業のためだけに、北海道から東京へ!」
学「そうです、はい。」
正直、嬉しいのを通り越して、背筋に冷たいものが流れた気がしました。
し、しまった!授業のこと、もっとちゃんと考えて準備しておくべきだったぁぁぁうううぁぁ。
ま、そんなこんなはありましたが、授業は皆さんのご意見を様々にお聞きする形でしたので、私がすっかり堪能してしまいました。
それにしても、久々に大学らしい授業が出来た気がします。うーん、これなら放送大学でずっと雇ってほしい(笑)
ちなみに、そのガストで出た話なんですが、次回の11月10日(土)の授業が終わった後、希望者で池袋へ出て、乙女ロードやジュンク堂あたりをひやかそうという話になりました。放送大で拙授業を取っている方、よろしかったら行きませんか。拡散希望って拡散できないか。。。(笑)
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