野談がなかなか面白い!(「朝鮮漢文を読む会」報告1)

いま、月に一回、早稲田で小峯和明・金英順のお二人をツートップにした「朝鮮漢文を読む会」が開かれていて、私も参加しています。 今、読んでいるのは柳夢寅『於于野譚』(以下『於于』)です。野譚あるいは野談は、朝鮮時代の説話・奇談で、多くの作品が残っていますが、この『於于』はその野談の嚆矢となったものです。私のみるところ、他の野談作品に比べて内容が面白いと思います。その理由は柳夢寅(1559‐…

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祝!『英草紙』の韓国語訳出版

都賀庭鐘作の読本『英草紙』(はなぶさそうし)の韓国語訳が、韓国祟実大学の東アジア言語文化研究所の叢書の一冊として、出版されました。 副題には「日本の江戸時代に花開いた中国白話小説の世界」とあります。韓国での『英草紙』初訳ということで記念すべき本となります。 翻訳者は、金永昊さん(東北学院大准教授)と丸井貴史さん(上智大博士課程修了、湘北短大非常勤講師)という若手研究者のコンビです。 …

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ロシアより愛をこめて

二〇一六年、我家にとって最も思い出深い出来事は、娘の友人でロシア人のダリア・コシノヴァさんが泊まりに来たことですね。 ダリアさんの住まいはヨーロッパ、とくにフィンランドにほど近いロシア西方のペトラザボーツク(あのロシアで最も美しい街と言われるサンクトペテルスブルグにも近い)です。 その条件もあって、彼女はフィンランドの学校でロシア語を教えています。 今回、休みを利用して10日間、日本に…

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